馬鹿げた話を
こんばんは、白猫です。
今回は馬鹿げた話を。途中からはもうファンタジーです。
あの…。本当に暗くて馬鹿みたいな話ですけど許してくださいね。
私には意識が戻って、病院での記憶がある時からずっと考えている事があります。
「あの時死んでいたらどうだったろう」
と。
肺炎に脳卒中。
日本人の死因ランキング3位と4位です。死んでもおかしくありません。
先に言っておきますが、私は死にたいわけじゃありません。神様に許していただける限りは生きます。
けれど、想像するんです。自分が死んだあとのことを。
私が死んでしまうと、悲しむ人がいるでしょう。
家族もいますし、17年生きたのですから、友人くらいはいるはずです。悲しんでもらえないと泣きながら生き返ります。
喜ぶ人はどのくらいいるでしょうか?
私は、保険証の裏面(臓器提供欄)の1番に丸を付けています。死んだ後なんて、痛さも何も感じないでしょう。喜ぶ人がいるなら、好きなように使ってください。
それでも、悲しむ人の方が多かったときの事のために、生まれてすぐに死んでしまうということ考えます。
生まれてすぐに呼吸が止まったんです。可能性はあります。
【次回に続きます】shiro.